谷 好通コラム

2020年03月28日(土)

3.28.30年の歴史、独特の研修システム

30年ほど前、まだ株式会社タニのころ、
洗車とコーティングに特化した小さなガソリンスタンドが
それほど交通量の多くない県道脇に造られました。たった132坪の店です。
この店は給油取扱所・ガソリンスタンドとして建てられましたが、
当時の日本には、暫定的に、ガソリンスタンドの数の総量規制があって、
燃料を販売することが出来ません。
しかし、その法律は暫定法であって1年後に切れることが分かっていたので、
1年間はガソリンスタンドの設備のまま、
ガソリンなどの燃料無しで、
洗車とコーティングだけで1年間を乗り越えることになっていたのです。

「クリーンベースWith」と名付けられたこの店では、
その頃流行り始めた「磨き」と「ポリーコーティング」を事前に習いましたが
洗車とコーティングだけの燃料なしのガソリンスタンドなんて、
繁盛する訳がありませんでしたが、
近所にいっぱいコーティングを宣伝して、
それでも少ないマニアックなお客様の車を、
洗って、磨いて、コーティングして食いつないだのです。

やがて1年経ち、待望のガソリンなど燃料を販売できるようになると、
お客様の数は以前とは桁違いに増えました。
そうなるとお客様は宣伝広告で集めたマニアックな人ではなく、
単にガソリンを入れに来た普通のドライバーです。
その人たちにマニアックで高い「磨き」とか「コーティング」は売れません。

そこで、それまでに身に着けていた知識と技術で、
新しいコーティングの仕組みを作りました。
普通の人が求めるレベルで、
でも、
普通の人が自分で出来るキレイさの質以上で(Quality)
普通の人が払う気になる価格で
普通の人が待てる時間、速さで出来る(Quick)
そんなコーティングの仕組みを作り、Qシステムと呼んでいました。

そのQシステムは改良発展して、
今ではピュアキーパーとしていまだに現役です。

ガソリンを売り始めてお客様がたくさん来られるようになって、
それらのお客様のために用意したQシステムは好評であり、
ガソリンスタンド・クリーンベースWithは、
「手ごろな金額で、ものすごく車をキレイにしてくれるスタンド」として、
立地が悪い割にはガソリン等の燃料もたくさん売れて、
コーティングも洗車もたくさん売れる繁盛店になったのです。

そんな状態で二年位経った年の12月、
大きな洗車機メーカーが主催した洗車収益の全国ランキングに、
クリーンベースWithは405万円で全国2位にランキングされたのです。

洗車収益では実績を持っている猛者の大型ガソリンスタンドを尻目に、
中部の小都市、刈谷市の無名の会社、潟^ニの
クリーベースなんて変な名前の、しかも、すごく小さな店が、
突然全国ランキングの2位になったのですから、センセーショナルでした。
それで少し有名になったクリーンベースWithに見学に来られる方がいて、
それもたくさんいて、
もちろん、せっかく来られたからには、
礼を尽くして丁寧に説明させていただき、
技術の説明もさせていただき、
時には、その練習までさせていただいていたのですが、
バラバラで来られる見学者に、その都度対応しているのが大変になってきて、
週一回の「ワンデースクール」という講習と訓練の教室を作って、
見学の方にはそれに出ていただくことにしたのです。
このスクールがだんだん定例化して、
今のキーパー研修会に繋がっています。
講師とトレーナーは当初の何年かは代表が務め、
回数が増えるにつれ、トレーナーとして直営店舗で店長を務めたスタッフや、
今は、もっぱら営業のスタッフが務めています。
その営業スタッフも、直営店で長い期間技術者として勤め、
多くはマネージメントに関わってきたスタッフです。
いずれにしても、研修会はベテランの技術者が担当することになっています。

二十数年前にクリーンベースWithで始まったワンデースクールは、
最初は。見学会の延長線上の内容でした。
それが月に二回で、私が講師とトレーナーを務めてものでした。

そのワンデースクールが今では、
一番ベーシックな「手洗い洗車」の研修会から、
「クリスタルキーパー研修」、・・・・・「上級トレーニングけ
最高峰の一級技術資格限定参加の「EXキーパースクール」コースまで、
全部で10種類の研修コースと検定が用意され、
全国の13か所のトレーニングセンターで、
全国合計約70名のトレーナーを務める営業スタッフと、
直営店LABOスタッフ400名からの応援サポートを得ながら
ひと月に100回以上の研修とトレーニング、検定に、
一年間で、延べ5万人以上の受講の皆さんが参加されます。

その内容も規模も昔とは大きく変わりましたが、
常に現場に即した研修と訓練で、実践的であることは全く変わりありません。

画像(640x609)・拡大画像(700x667)

Posted   パーマリンク

2020年03月26日(木)

3.26.今のレースカーのカラーリングはすべてフィルム貼り

#37が優勝する予定であったスーパーGTの第一戦・岡山国際戦が、
新型コロナウィルス対策で「延期」になりました。
契約上、スポンサー料、ドライバーズフィーなど
すべてのお金が、走ることによって出るので、
いったん中止になっても、それはあくまでも”延期”であって、
必ず、どこかでまた、
いつかまた走ることになります。

そのスーパーGTを走るレースカーですが、
ボディ全体を色とりどりのカラーで埋め、その上に、
それぞれのスポンサーのロゴなどのステッカーを所狭しと貼ってあります。

ボディそのものはカーボンファイバーで出来ているので真っ黒です。
だから、ボディカラーの黒部分は、意外とカーボンの素地そのままだったりします
ボディ全体を覆うチームカラーはペンキで塗ってあるように見えますが、
実は全部、カラーの「フィルム」です。
ポリ塩化ビニールであったり、ポリウレタン樹脂であったり、
素材はいろいろ特徴がありますが、基本的に高分子の樹脂、ポリマーです。

その上にベタベタと貼ってあるスポンサーロゴも、
もちろんフィルムで出来たステッカーです。
ですから、レースカーの表面は
隅から隅まで、ぎっしりとフィルムで覆われているのです。

KeePerは、毎年、KeePerチームの#37にコーティングをかけており、
昨年まではダイヤモンドキーパーでしたし、
今年からはEXキーパーをきっちりとコーティング施工していますが、
これらのKeePerコーティングは、
すべてフィルムの上にコーティングしているのです。

それでも、ダイヤモンドキーパーもEXキーパーも全く問題なく定着し
EXキーパーの「強烈な撥水効果」「異次元のツヤ」「不思議な触り心地」「強防汚性」
が、#37のドライバーを感動させています。

KeePerコーティングの定着性は、
他のコーティング剤の定着性とは違った特徴を持っています。
よくあるのは、
コーティング剤に有機溶剤を入れておいて、
塗装面をわずかに溶かしながら、塗装面にコーティングをくっつけていくタイプですが、
この方式だと、元々の塗装を多かれ少なかれ痛めることになります。
それでは、KeePerのポリシーである「塗装面改善の方向性」に反することになり、
コーティングの繰り返しが出来ないので、
すべてのKeePerのコーティングには一切の有機溶剤を含んでいません。

KeePerのガラスコーティングは、
SiO2の結合を制限的にコントロールした独自のアルコキシオリゴマー(低分子)で、
低分子構造であるがゆえに、塗装やフィルムなどの表面にある凸凹に入り込み、
物理的な結合力=アンカー効果で定着しています。
だから、下地が塗装であるかフィルムであるかを問わず、
同じように定着することが出来るため、
レースカーのように薄いフィルムでカラーリングしてある車にも、
一般の塗装してある車と変わることなく、同じ様にコーティング出来るのです。

だから、未来の世界で、車のカラーリングがみなフィルムになったとしても、
すべてのKeePerコーティングは、今と全く変わらず活躍できるのです。


下地が塗装であってもフィルムであって、
基本的に高分子重合体であることに変わりなく、
特にEXキーパーのように防汚効果の強いコーティングが塗られたレースカーは
ドライバーに、今までにない感動を与えます。

画像(640x426)・拡大画像(700x466)

平川亮
まず第1印象は今までのマシンより確実にきれいだということでした。
1日目の午前中は雨、午後はドライでの走行で
天候の違うコンディションでのテスト走行でしたが、
確実に汚れが付きにくくなっていると思います。

ピットに戻ってきた時のマシンが
まず、今までより汚れが付いていない印象でした、
スーパーGTは、40台以上のマシンが同じコースを走るので、
タイヤカス、オイル、砂埃等様々な汚れの中
300km近いスピードで走っています。
その状許でも汚れが付きにくいということは、
数字上のデータで表現するのは難しいですが、
確実に抵抗が減っているのだと思います。

画像(600x400)

ニック・キャシディー
このコーティングは素晴らしいと思う、
マシンに汚れが付いてしまったら
本来のパフォーマンスが100%発揮できなくなってしまう、
スーパーGTはそれほど繊細なレースなんだ。
ピットに戻ってきた時にキラキラしているマシンを見たら
もっと早く走れる自信にもつながったよ。

画像(600x399)
画像(640x426)・拡大画像(700x466)

Posted   パーマリンク

2020年03月25日(水)

3.25.「仕方がない」とすべてを受け入れようと思う。

東京オリンピック・パラリンピックが1年延長になりました。
出場が決まっていた選手にとってはとても残念な決定だったでしょう。
でも、いくら残念でも、
みんなが延長すべきと決めたのだから、
いくらジタバタしても仕方ありません。
受け入れるしかないのです。仕方ないのです。

それにしても、新型コロナウィルス禍によるパンデミックは、
地球全体がグローバル化している分だけ、広範囲で、超高速なようです。
日本が、とりわけ東京が、イタリアなどのように
爆発的感染を起こして医療崩壊に陥ったら本当に大変です。

たまたま日本の場合は、
打った方策がギリギリうまくいっていて、
タイトロープのような危うい均衡が取れているだけだとするならば、
桜が咲いて、車座の花見宴会は遠慮するにしても、
「歩きながらビールを飲む花見はいいそうだ。」などと
冗談を言うほど緩んできている今の風潮がいよいよ心配になってきます。

テレビを点けて、新型コロナ関連の番組を見ていると、
途中で手を洗いに行きたくなったりして、
真剣に普段の生活ででもマスクを着けたくなってきました。
私は今日から(遅すぎか?)、
仕事中はもちろん、普段の生活でもマスクを着けることにしました。

イタリアなどの他の国を例に出して、日本の現状の危うさを説かれると、
説得力があって、本当に怖くなってしまいます。

その危うさを脱する為に、これから色んな手段が打たれるのだろうけど、
それが、都市封鎖とか、一切の外出禁止だとか、
どんなに自分たちに不利になるような手段であっても、
「仕方ない」と受け入れようと思う。
仕事の面でどんなに困ったことが起きようと、
必ず、元の状態に戻るのだから、
必ずまた大忙しになるのだから、必ず取り戻せるのだから、
これから起きることで、いかに困ったことになろうとも、
必ず一時的に過ぎることだから、
「仕方ない」と一言つぶやいて、すべて受け入れようと思う。
仲間たちが一人残らず、健康でいられるように。

すべての仲間がいてくれたら、必ず勝てるので
すべての事を受け入れて、
「仕方ない」と言おう。そんなことを思いました。
このパンデミックには、絶対に負けてはいけない。
久しぶりにテレビをじっくり見ていて、結構真剣に、そう思いました。

Posted   パーマリンク

2020年03月23日(月)

3.23.三寒四温で一雨ごとに春が濃くなってきました。

二月から三月にかけて、
世の中は新型コロナウィルス禍一色ですが、
この憂鬱な空気に反発するように、KeePerの店舗はにぎわっています。
こんな時だからこそ、
「愛車をさっぱりとキレイにしたい」という心理があるのでしょうか。
オーバーでなく”年末並み”のにぎわいです。
もう忘れてしまっていましたが、
十二年前のリーマンショックの時も、似た空気があって、
毎日の店舗に不思議なにぎわいがありました。
ましてや、今回はEXキーパーと言うスーパースターがデビューしたので、
なおさら活気があります。
季節も三寒四温で一雨ごとに春が濃くなってきました。

みんな、ますます働きやすくなって、元気です。

今日は、いろんな計画がどんどん進んでいるので、
私は、ずっと室内で仕事でした。
だから、
写真は以前に撮った写真です。
たぶん、きっと外はこんなだったのだろうと想像です。

画像(600x400)
画像(600x400)

Posted   パーマリンク

2020年03月22日(日)

3.22.せつない、とってもせつない話

娘と孫たちが二泊した後、今朝、富山に帰っていきました。
残された私たちはしばし虚脱感。毎度のことです。

それより、朝、おかしなことがあったのです。

昨日の夜、上の孫、つまり今度高校に入学する男の子(ケースケ君)が、
二階の彼らの部屋で寝る準備をしていたら、
老メス猫のチーちゃんが自分で二階に上がってきて、
彼の部屋に入ってきたのだそうです。
普段は、二階の部屋は使っていないので、開けてもなく戸は閉めっぱなし。
だからチーちゃんにとっても入ることはないのですが、
この日は、自分が生まれた時から知っているケースケ君が、
二階で寝る用意をしていたので、
登ったこともない階段を自分で上がって、自分で戸を開けて入ったらしい。
ケースケ君はびっくりしたのですが、
彼のひいきはチーちゃんだったので喜んで一緒に寝たらしい。
そのまま朝まで一緒の部屋でおとなしく寝て、朝、一緒に降りてきた。
朝、お母さんにからかわれていた。
「チーちゃん良かったねー、きのうは、若い男の部屋に泊めてもらって?」
知らない人が聞いたら、危ない会話である。

でも、ケースケ君たち三人は、朝、軽く朝食を取ったら、
直に、富山に帰る為に乗ってきた自動車に荷物を積み始めたら、
チーちゃんがいなくなった。
それでも、私はケースケ君とチーちゃんの写真を撮ろうと思って探したら、
チーちゃんはお気に入りの場所、洗濯部屋の棚の自分の昼寝床に寝ていた。
私はケースケ君を呼んで、カメラを構えた。
そして、ケースケ君にチーちゃんの名前を呼んで、
チーちゃんが振り向いたところを撮ろうとしたのだが、チーちゃんは動かない。
ケースケ君がチーちゃんの名前を大きな声で呼んでいるのに、
ビクッとも動かない。もちろん息をしているので生きている。
でも、呼ばれた声にまったく反応もせずにじっと目を閉じている。
・・・・すねているのか?
ケースケ君が指でチーちゃんの体をつついても動かない。知らんぷりしている。
これは明らかに、すねている。
たぶん、チーちゃんの背中で語る言葉を代弁するならば
「きのう一緒に二階で寝たのに、今朝、もう帰る用意をしている。知らないっ。」
てな、感じだろうか。

画像(550x366)

「・・・・・・・」

画像(550x366)

考えてみれば、ケースケ君とチーちゃんは同じ年の同じ月に生まれている。
チーちゃんはほとんど生まれて間もない状態で2004年8月拾われたので、
生まれたのは2004年7月だろう。
ケースケ君も2004年7月生まれだ。
それから16年間、彼らが年に何度か帰省するたびに、
チーちゃんはケースケ君に会って、遊んで、お互いに癒されたはずだ。
しかしケースケ君は16年経ってやっと高校生だが、
猫のチーちゃんは同じ16年でも、
人間でいえば
もう70~80歳の年齢のはず、
チーちゃんの立場に立つと、とても、せつない気持ちになりました。


2004年8月、倉庫の前の道路で拾われました。
目ヤニに汚れ、体はノミだらけでガリガリに痩せていました。

画像(350x467)

おなかが減っているのか、指をくわえてきます。
名前は、小さかったので「チビチビ」としました。

画像(400x300)

1か月後、すっかり元気になった「チビチビ」は、
水槽の金魚を取ろうと、水槽の中に飛び込んだことがあります。

画像(413x550)

2004年10月、拾われてから二か月経った頃、
指をくわえるのは、おなかが減っていたからではなく、
くわえるのが好きだからのようです。歯は立てません。

画像(350x263)

体も太って、顔もずいぶん丸くなりました。

画像(350x263)

5年経った2009年、すっかり大人の体になって立派になりました。
名前も「チビチビ」ではなく「チーちゃん」に変わっています。

娘が結婚して、向こうに寝ているのが5歳のケースケ君。
チーちゃんを触っているのは2歳年下の孫娘。
こんな小さな子でもチーちゃんは優しく接していました。

画像(462x381)

2016年、ケースケ君は小学校高学年、孫娘も10歳になって、
チーちゃんは女ざかりですね。

画像(520x390)

2018年孫娘が走り幅跳びで富山県大会で優勝しました。

画像(361x500)

その12月、孫たちはチーちゃんにトナカイのかぶり物をプレゼントしてくれました。
チーちゃんはかぶり物をおとなしくかぶります。この写真が好きだという人は多いです。

画像(600x400)

近景、ばあさんになっても、チーちゃんはくわえるのが好きです。

画像(600x400)

またいらっしゃい。みんなが待っているよ。

画像(600x400)

ホームページで「EXキーパー」を知っていた娘は、
自分車にEXキーパーをおねだりしていきました。
私はいつもキャッシュで払うので、EXキーパーの値段が高いことを身をもって感じたのでした。

画像(600x400)

Posted   パーマリンク

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

最近の記事

プロフィール

谷 好通

代表取締役会長兼CEO

谷 好通

キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

検索


カレンダー

3

2020


1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

リンク集

過去の記事


RSS1.0

powered by a-blog

[Login]


(C) KeePer Giken. All rights reserved.