谷 好通コラム

2019年05月31日(金)

5.31.私の仕事のカバンにオモチャを入れる

物事はすべて本人の取り方次第で、
益にも害にもなる。
他人から見るとものすごく恵まれている境遇に置かれている人でも、
その本人は不幸の底に沈んでいる場合がある。
その境遇を作り上げた人は、
相手が不幸せであることが理解できない。

どんな人でも一点の曇りもなく幸せな人なんていない。
その相手が置かれている境遇のうち、
1000の事は幸せな要素であるが、
50の事については我慢しなければならない事があった時、
その人は1000の幸せな人でなく、
50も我慢しなければならない不幸な人なのであるのか。
あるいは、1000の幸せの中に、くっきり自分の50の不幸が見えて、
50の不幸しか見えなくなっているのか。
「愛」が相手の幸せを願う想いであるならば、
心の底から愛していても、躊躇することがある。


我が家の愛犬リンダは、
私の仕事のカバンの中に自分のおもちゃを隠す。
アマガエルのぬいぐるみが多い。
隠しているのか、ただ単に押し込んで遊んでいるのか判らないが、
それに気が付かないまま出社して、
人の前でカバンを開く機会があった時、
ふいに、アマガエルのぬいぐるみが出てくることがある。
リンダのおもちゃだ。
最高に幸せな一瞬だ。
でも、
こんな素敵な楽しいことでも、
人によっては、恥ずかしいことであり、最低に不幸であるかもしれない。

そんな違いでしかないと思うのだが。

画像(500x333)

Posted   パーマリンク

2019年05月30日(木)

5.30.朝6時の霧多布は普通に寒く11℃でした。

28日に札幌・千歳空港から釧路空港に飛んだのですが、
大変でした。
午後一番の飛行機が取ってあったのですが、
その便が「濃霧のため欠航」になってしまったのです。

北海道に行く直前、北海道は異常な高温に襲われ、
比較的釧路に近い北見が39.5℃になったとテレビが騒いでいて、
せっかく北海道に行くのに暑いとは、
考えただけでも憂鬱だったのですが
私達が千歳に着いた27日の夜はもう涼しくなっていたのです。
高温から涼しくなったという変化が釧路に濃霧を呼んだのでしょうか。
千歳空港で2時間以上待って、
次の便は大丈夫だという。
欠航した便はプロペラ機のボンバルディアDHC8-Q400で、
大丈夫だという次の便はボーイング737-800でジェット機であるが
造られた年代は大して変わらない。
だから電子装置もあまり変わらないはずだが、
DHC8-Q400はきっぱりと欠航で、
737-800は、自動操縦で濃霧でも着陸できるという。
そんな馬鹿なと思いながら、
とりあえず、自動操縦であるという次を便である737-800を待つしかない。

札幌での仕事も予定以上に早く終わっていたので、
時間がたっぷりある。
そんな時には、「サーモン会館」である。
空港の近くにあるサーモン会館は時間調整に便利で、
北海道出張の時にはよく利用した。
同行の増田部長も「私も良くサーモン会館は行きます。」と言っていた。
みんな同じようだ。
しかし、私のサーモン会館は25年以上前からで、年季が違う。

画像(600x400)

昔、最初にサーモン会館に来た時、
サーモン会館の地下から覗くことが出来る千歳川の底がきれいだった。

一つの窓の底に、一匹の大きな魚の死骸が沈んでいた。
最初、私はそれを不気味に思えたが、
ガイドのおばさんが、話を聞かせてくれた。
「この死骸は秋に産卵したサケのお母さんです。
産卵が終わったお母さんは、みんな死んでしまいます。
その体が沈んでここで分解しつつあるのですが、
卵からかえったサケの稚魚が、そのお母さんの残骸をつついて食べています。
このお母さんサケは、死んでから、
子供に自分を食べられて、幸せなんです。」
そう聞いて、ひどく感動したことをおぼえている。

サーモン会館は随分改装したようで、
水槽の展示はガラッと変わっていたが、千歳川の底は変わらず窓が開いていた。

画像(600x400)

今の季節、サケは、稚魚がほんの少しいるだけで
大半が「ウグイ」「エゾウグイ」と「ヤマベ」だった。

画像(600x400)

ヤマベは食べるとおいしい。

画像(600x400)

時間潰しをしてから千歳空港を飛び立ち、
釧路空港はすごい霧に沈んでいて、地面がまったく見えないまま、
突然がくんと着陸してびっくりした。視程は規定の距離はない。
こんなに濃い霧の中を着陸したのは初めてだった。

画像(600x400)

霧の中を;レンタカーで約100km走って、
霧多布に着いたのはすでに午後6時半。
見に行く予定であった「鷲の巣の森」に行くのは、いずれにしても無理だった。
しかし、前日、晴れ渡っていたので、
瓜田さんが知り合いのカメラマンに頼んで、なんと”ドローン”で
空中から「鷲の巣の森」と湿原の映像を撮ってくれていた。

画像(640x336)・拡大画像(800x421)
画像(640x336)・拡大画像(800x421)

その夜は、ペンションポーチのご主人瓜田さんと、
認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラストの三膳理事長と、
事務局長の工藤さんとかわいい柴田さんと私達は、
ペンションポーチの奥様お手製のとてもおいしいお料理と美味しいお酒の後、
疲れていたのか、写真を撮るのも忘れて
部屋に帰った後すぐに熟睡したのでした。


朝4時過ぎには外が明るくなって、
期待したのですが残念ながら霧は晴れていず、
ワタスゲが咲き始めた美しい霧多布湿原は良く見えませんでした。
残念でした。

画像(600x400)

朝の霧多布は11℃で普通に寒かった。

事務局長の工藤さんが見送りにわざわざ来てくれていて。
お世話になった瓜田さんと、ぱちりと一枚。
お世話になりました。
ありがとうございました。

画像(600x400)

Posted   パーマリンク

2019年05月29日(水)

5.29.北海道>釧路>霧多布>鷲の巣の森>・・ひぐま

私が北海道を大好きなのは、
昔、畑正憲さん(通称ムツゴロウ)の本に夢中になっていた時期があって、
彼の本は私の知る限り何十冊もすべて読みました。
そこに出てくる北海道の自然が素敵で、
彼が1年間、家族で済んだことのある無人島・瞼暮帰島を
見に行ったことがあります。
約三十年前、
独立して、三年か、四年後、仕事が行き詰った頃でした。
その時泊まったのが「ペンションポーチ」という名の宿でした。
そのペンションのアトラクション企画に「瞼暮帰島冒険」があって、
それに参加して、ペンションのオーナーの瓜田さんの漁船で向かい、
瞼暮帰島に上陸して、その自然に感動しました。
私が瓜田さんを信用したのは、
瞼暮帰島の上の草むらをみんなで歩いている時に、
一緒にいた客の子供が、
無邪気に草の花を手で払っていた時に、
「花が可哀相だから、そんなことをしちゃダメだよ。」と、
マジな顔をしてその子をたしなめたことだったかもしれません。
その言葉と態度がすごく自然で新鮮だったのです。

ペンションポーチに私が最初泊まった動機は、「瞼暮帰島」でしたが、
それよりもペンションポーチは、
霧多布湿原という巨大な素晴らしい湿原の脇にあって、
何度かここに泊まりに行くうちに私は、
瞼暮帰島よりも霧多布湿原の素晴らしさが目的になったのです。

北海道の東に位置する道東の釧路空港から約100km、
レンタカーで約2時間走ると、
霧多布湿原のペンションポーチに着きます。
その脇に、自然保護を唯一の目的とする
「認定NPO法人ナショナルトラスト霧多布湿原」の、事務所があって、
そことのお付き合いがちょっとあって、
その縁で、
ペンションポーチの目の前の海に浮かぶ瞼暮帰島が、
まともに見えるポーチ側の海岸、
幅50~60m×約600mを、
昔、漁師さんから買い取って持っています。
と言っても都会の土地からすれば本当に安く、
ただ同然で申し訳ない程度ですが。
今は、地元の方々が、盆踊りなどで利用していただいていると聞きました。

あれからまた同じような縁があって、
今度は霧多布湿原の山側になり水源とも言える森を手に入れました。
昔から鷲(オジロワシやオオワシだろうか)が巣を造って棲んでいて、
その一帯を地元の通称「鷲の巣の森」というそうです。
何かの地図にも出ていました。
瓜田さんによると「ヒグマと狸と鷲」が棲んでいる豊かな森だそうです。
(ヒグマが棲んでいるのは本当にうれしい)
それに続く広大な湿地帯霧多布湿原の一部を、
地元の旅館のご主人が先祖伝来で持っていたものを譲ってもらいました。
おおよそ1km四方ですが、
山と湿地ですので、また本当に申し訳ない程度ですが、
4年前に上場した時に出たキャピタルゲインを使いました。

両方ともきちんと登記できているのですが、
瓜田さんとNPOを信用して買ったので、
まだ見ていないので、
今回はそれを見てみようという目的と、
このNPOが無税で譲渡できる「認定NPO」なので、
死ぬまでに譲渡して、
永久に自然を保全する状態にする手続きを進める為です。
しかし、その土地に名を残すつもりもなく、
これは信念なので、最初からそうするつもりだったので、
何の義務もなく、何の事情もなありませんが
ただ、そうすべきと信じて、そうします。
だったら、ここに書かなくてもいいのですが、
隠すべき秘密でもないので、書きました。
会社のみんなも知っています。
それどころか、会社の主だった幹部は実際に霧多布湿原に来て、
ペンションポーチにも泊まっています。みんな知っていることです。
北海道>釧路>霧多布>鷲の巣の森>・・ひぐま・・ですから、
決して大きなことではありませんが、
今、特定の外国人資本が、北海道の水源地を買い漁っているとも聞いています。
それを少しでもブロック出来れば、少しは意味があると思っています。

Posted   パーマリンク

5.29.驚異的な実績を出した札幌店と手稲店と食事会

一昨日の27日に午後から北海道に来ました。
用件自体は28日からの訪問で良かったのですが、
北海道のLABO店、
札幌店と手稲店が四月に驚異的な実績を上げたので、
ぜひ、労をねぎらいたいと思って、
前日の夜に間に合うようにしたのです。
しかし、中部出発がどうしても午後5時前だったので、
千歳空港到着は午後6時半を過ぎ、
最初に行った手稲店で閉店近くになり、
札幌店では本当に閉店してから到着で、
みんなが働く姿を見ることなく、
結局、本当に食事を共にしただけになってしまいました。


札幌店の陰に隠れて目立たないが、
丸2年経った手稲店での610万円もすごい。
すでに札幌店から流れてくるお客様は少なくなり、
手稲店独自のお客様がほとんどになってのこの数字は立派なものだ。

画像(600x400)

3年目の一級技術資格岩崎スタッフと近藤店長

画像(600x400)

帰るところだった新人の一級技術資格佐川スタッフ。

画像(500x333)
画像(600x400)

新記録樹立の【札幌店】
巨大なインフォメーション看板はお客様の評判がいいと言っていた。

画像(600x400)

1,766万円の新記録を打ち立てた札幌店の千葉圭店長は、
キーパータイムスにこんなことを寄稿していました。

札幌店店長 千葉圭
【終了時間の「約束」と「お知らせ」】
お客様が車を預けていき、終了次第連絡すると言った作業は
ついつい時間の意識が低下してしまいがちですが、
まずお客様へキチンと終了時間の「約束」をする事で、
適正な施工時間が保てました。そして、
終了の目途が立った時点でお客様へ電話する「お知らせ」をした事で、
約束した時間より早く終わる場合も喜ばれ、
約束通りの時間に安心され、
約束の時間を過ぎてしまう場合も信頼を失いませんでした。 
また「お知らせ」する事で、
コーティングブースの中で出来たてホヤホヤのお車を引取れる事が
お客様に最大限に喜んでもらえました。


千葉圭店長は不思議な男で、
いつもニコニコしていて、自己主張をする訳でもないので
単にいい奴であるだけかと思うと、深く物事を考えていて、
時に鋭い事をいう。

この4月の1,766万円の新記録は、
千葉圭店長の接客受注と、谷チーフのリーダーシップ、
それから入社2年目3年目の若いスタッフ達の高くなった技術、馬力、
もちろん東京からの応援も含めたチーム全体のチームワークが、
台当たり平均単価17,218円/台という驚異的な記録を造り上げた原動力です。


岩崎スタッフと札幌店の千葉圭店長。手稲店近藤店長、営業の川上係長

画像(640x426)・拡大画像(700x466)

佐川スタッフと一級技術資格田畠スタッフ。

画像(600x400)

札幌店の立役者
一級技術資格多田スタッフ、一級技術資格鈴木スタッフ、一級技術資格三橋スタッフ。

画像(600x400)

営業の千葉陽太主任と瀧澤所長。おっさん。

画像(600x400)

佐川君と、札幌店の谷光洋チーフと、手稲店の尾崎チーフ

画像(600x400)

とにかく辛くて美味くて、滅茶たのしい中華でした。

画像(640x426)・拡大画像(800x533)

Posted   パーマリンク

2019年05月27日(月)

5.27.車の価値を上げる技術コンテストなんて、どうかな?

先の第6回技術コンテストの全国チャンピオン戦準決勝で、
多くの選手があまりにも時間を意識して急ぎ、
肝心な技術の部分で思わぬ減点をくって点数を下げ、
本来の競技の目的を損ねてしまうような競技になって、
今後の技術コンテストでは改善しなければならないと感じました。

では、単純に「時間加点」を無くするのか。
それはそれで簡単ですが、何か違うような気もします。
「上手いは速い」は事実であり、
時間は技術の優劣を測定する一つの要素ですから、
これを安易に外すのは違うと思います。
好き嫌いは言うべきではありませんが
時間の要素が入ると競技に緊迫感が出て、ピリッとして好きです。

それよりも、KeePer技術コンテストは
技術を競うコンテストであり、一種の競技なので、
参加者の公平を期すために、条件を合わせる目的で、
競技に使う車は同じ条件でなければならないとして、
すべて「同一車種」で「同色」でありしかも「新車」で、
どこにも傷が無く、
作業途中のフロントウィンドウにタオルを置き、取る作業がしやすいように、
全車、フロントウィンドウにフッ素はっ水コートを塗布している。
普段の仕事ではあり得ないような条件での技術コンテストを見て、
普通の一般の人はどう思うでしょうか。共感してくれるでしょうか。
これは変だと思っています。強い違和感を持っています。

いっそのこと、
全国大会だけでも
どこかの中古車を扱う大きな会社とタイアップして、
車の大きさだけは「Mサイズ」などと決めた上で、
車種もバラバラにして、
色も古さもバラバラ、塗装の状態もバラバラの車を大量に用意して、
くじ引きでどの車に当たるかを決め、
まず、施工前の塗装状態を色差測定機などを使って測定し、
全体の印象などを厳密に採点した上で、
一斉にダイヤモンドキーパーなどを施工し、
(必要ならばボリッシャーも使って)
水シミを取って、
塗装のボケを無くして、ツヤを出し、
どこまで塗装を改善出来て、
どれくらい車が見違えるかを競うコンテストが出来たら最高だと思います。

それこそ、KeePerの目的である
「車をプロの技でキレイにし、お客様が驚くような喜びを提供する。
そして、その喜びをいただいて、私達も共に喜び、高い収入得る。」
それに合致したコンテストになるのではないか。

こんなことが出来たら理想だなぁと思いつつ、
採点の方法がとんでもなく難しく、
競技としての公平性をどう担保したらいいのか、
難しいことがあまりにも多くて、
みんなから「非現実的」のレッテルを貼られて終わるだろう。

しかし、難しいから始めっから諦めるのならば、
KeePerそのものがこの世に生まれなかったはずだ。
KeePerは、たくさんの常識を破って、
新しい考え方も積極的に取り入れて、独自性の強い唯一無我の製品になった。
誰もが真似しようのない所にまで行きついている。

一度、試しに大きな中古屋さんとタイアップして、
試行錯誤しながら、
技術コンテストの番外編として本当に実施してみてもいいかなと思う。

その中古屋さんに、
なにも施工しない状態で「値段を査定」してもらっておいて、
ダイヤモンドキーパーモンドでピカピカしてから、
もう一度「査定し直してもらって」、
その値段の差、あるいは査定額の上昇率などで、競ってみても面白い。
これはきっとテレビで取り上げられるだろうし、話題になるはずだ。

車の価値を上げる為に、
大の大人が真剣にキーパーをかける図は絵になる。
たくさんの人が、みるみる車の価値が上がって行く様を見たら、
絶対にKeePerをやって見ようと思うに違いない。
これは真剣に良いかもしれない。マジになってきた。

昨日のレースで、
レースの最終盤で、ニックがあきらめずに、
前を行く#6を強引に抜いたあの気持ち良さに似ている。

Posted   パーマリンク

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

最近の記事

プロフィール

谷 好通

代表取締役会長兼CEO

谷 好通

キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

検索


カレンダー

5

2019


      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

リンク集

過去の記事


RSS1.0

powered by a-blog

[Login]


(C) KeePer Giken. All rights reserved.