谷 好通コラム

2019年04月16日(火)

4.16.富士山がくれる幸運

今日は朝から晴れていて、
きっと東京に向かう新幹線の中から富士山がよく見えるでしょう。
だから、新幹線はわざわざ富士山側の席を取りました。

東京に行く時は、晴れていれば富士山が見える。
この幸運は、
私が、いつか、死ぬ間際に
「もう一度、富士山見たいなぁ」と、つぶやく価値のある幸運です。

幸運とは、それが有る時には、そのありがたさが解らないもので、
それを失った時、はじめて、その価値を思い知るものなのでしょう。
人は生き物なので、必ず死にます。
無限とも思えるような長い時間の中では、
人は愛する人とゼロに近いような短い時間を一緒にいられるだけで、
ほんの一瞬のことです。
時間は、過ぎれば、いつも幻のごとく、
失った時に初めてその価値を思い知るのでしょうが、
出来得るものならば、その片鱗だけでも、生きている間に知りたいものだ。

涙が出て来ちゃいます。

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2019年04月14日(日)

4.14.応援の皆さんがお気の毒で、本当に申し訳ない。

今日のスーパーGTのレースは、
雨の天気予報であり、寒くなると伝わっていたので、
術後の腰にキツイかと思って岡山に出かけず、
自宅のテレビでの応援を決め込んでいました。

午後2時過ぎに決勝レースは始まったのですが、
雨足が強く、最初からセーフティーカー(SC)先導のスタートで、
数周に渡ってレース走行の半分ほどもないスピードで廻り、
やっとSCが抜けてレースが始まったと思ったら、
数周廻っただけで、
路面の水に乗って(ハイドロプレーニング現象という)
内巻きにスピンして
コーナーの内側の壁に頭を突っ込んだ車があって、
それの撤去作業の為にまたSCが入って、
ぐるぐる徐行しているうちに、
雨が小降りになって、再スタートしたら、
すぐに雨が強く降り始めて
また数周で今度は複数のレースカーが
路面の水に乗って派手にクラッシュして、
今度は赤旗(一時レース中断)が出て、
ずいぶん長い時間かけ、雨が小雨になって再スタートするも、
すぐにまた強く雨が降り始めて、またコースアウトの車があって、
本日4回目のSC出動、

セイフティーカー(SC)先導で徐行している間に、
なぜか我が#37のニックキャシディ君はスピンして、
500クラスの最後尾に下がっている。
(徐行と言ってもタイヤやブレーキの”温度を下げないように”
ドライバーは急加速をして見たり、急ブレーキ、急ハンドルをしている。
だからセイフティカー先導走行中のスピンというものは不思議でない。
しかしもちろん、多くはない。不思議ではないが、アホの部類ではある。)

そんな徐行中にもかかわらず、また大きなクラッシュが発生、
すぐに赤旗が出て、レース中断、
1時間近くも中断が続いて、
時間切れで、レースは中止となった。
それでも、周回数が既定の回数を越していたので、
レースそのものは成立となって、
ドライバーには既定の半分のポイントが与えられた。
その根拠となった周回数のほとんどがSC先導の徐行であって、
レース走行での周回はあまりなかったので、
個人的には、レースが行われたという印象はほとんど無い。

主催者がレースを成立させるために、
ダラダラとSCと赤旗で引っ張り、
SC先導徐行での周回を稼ぎ、かろうじて、
レース成立に持ち込んだような印象を与える後味の悪いレースだった。

おまけにSC先導徐行中のスピンによって最後尾に下がった#37は、
せっかく無理して成立したレースなのに、
更に上から落ちてきた車があったので、
最後尾に下がっていなければ6位ぐらいにはなっていたのに、
最後尾から二車分上がっても12位で、ポイントゼロであった。

一番気の毒だったのは、
わざわざ#37応援の為に駆け付けてくれていた、
地元を中心のたくさんの皆さんです。
岡山サーキットの観客席は、
申し訳程度の屋根があるだけの吹きっ晒しの席で、
今日のように温度が10℃くらいしか上がらない風が強い雨の日は、
きっと居心地の悪い、寒い、ひどい状況だったと思うのです。
そんな観客席に何時間も座って、
SC先導の徐行を長々と見せられて、
みなさん、本当にお気の毒だったと思うのです。
本当に、申し訳ありませんでした。

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PHOTO by Yoshifumi Nakamura

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2019年04月13日(土)

4.13.2019年スーパーGT岡山戦の予選結果

いよいよ今年もスーパーGTのシーズンが始まりました。
その第1戦は、岡山国際サーキット戦、
この時期の岡山は、サーキットが山の中にある事もあって
まだ寒いと聞き、
私は腰の手術からまだ1か月未満であることもあって、
今回は申し訳ありませんが、
自宅でスカパーで応援ということにしました。

ということで、
今日岡山のサーキットで予選を観戦していた
営業の萩原君からの報告と、中村カメラマンからの写真をお伝えします。

まずQ1. GT500クラス全15台中8位までがQ2へ進出。

1.#12 CALSONIC GT-R 星野さん所のインパルです。
2.#23 MOTUL GT-R
3.#24 Realize C. GT-R
4.#17 KEIHIN NSX
5.# 1 REYBRG NSX
6.#23 CRAFT SPORT GT-R
7.# 8 ARTA NSX
8.#37 KeePer LC

そしてQ2の結果

ポールポジション
1. #23 MOTUL GT-R
2. #12 CALSONIC GT-R
3. # 1 REYBRG NSX
4.. #17 KEIHIN NSX
5. # 8 ARTA NSX
6. #24 Realize C. GT-R
7. #37 KeePer LC
8. #23 CRAFT SPORT GT-R

トップの#23はコースレコード1:18:126を
1.5秒上回る1:16:602でポールポジションです。

#37 KeePerは、
トップとの差1.091秒であり、
実は#37も7位ながらも、コースレコードのようです。

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PHOTO by Yoshifumi Nakamura

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4.13.ダメな店長は、彼が去ると、その店の実績はじきに下がる。

優秀な店長が一つの店舗のチーフとスタッフを
しっかりと育て上げるのには何か月かかかって、
お店の財産であるお客様を造り上げるまでに少なくとも1年はかかる。
そうなれば当然、
良い実績が安定して上がるようになっている。

そして、
店舗はスタッフとチーフが育て上がって、
良い商品で繋がっているリピートのお客様が積み重なれば、
それを造り上げた優秀な店長は、
出世して転勤でいなくなって、
彼が育てたチーフを店長に昇進させても
その店の良い実績は決して落ちるものではない。

本当の良い優秀な店長は、
自分が去った後に、
優秀なチーフとスタッフと、たくさんのお客様をその店に残し、
優秀な店舗を造り、残し、次の店でも同じことが起きる。
だから会社は、
その優秀な店長をどんどん昇進させて、たくさんの店舗を預けるようになる。

反対にダメな店長は、
彼がその店に赴任すると、すぐに、目に見えて実績が上がるが、
それは彼自身が、その店のお客様に、高い商品を強引に打ったり
値引きや過剰サービスを付けて無理して”売り”
一部のお客様をえこひいきすることによって、その場限りの数字を造る。
悪い店長は、
人を作らず、リピートのお客様を作らず、
つまり店を作らず、目先の数字を造るだけなので、
そのダメな店長をその店舗から外したりすると、
すぐに実績が落ちる。

これは、明確な数学の定理のようなもので、

優秀な店長は、
赴任して実績が上がるのに時間がかかったとしても、
彼が去ってもその店舗の実績は下がらない。むしろ上がる。

ダメな店長は、
たとえ赴任して実績を上げるのに時間がかからなかったとしても、
彼が去ると、その店の実績はじきに下がる。


この定理には、もう一つの理由がある。

良い店長の店では、
お客様が喜んでくれるような仕事の仕方をするし、
部下にもそうさせるので、
部下もお客様が喜んでくれるのが嬉しくて
みんなが自ら働く気になって、働いているので、
その良い店長がいなくなっても、同じように自らの意志で働いて、
もちろん実績は下がらない。
下手すると、残されたみんなが「頑張らなきゃ」と意識して、むしろ上がる。

ダメな店長は、
お客様が喜ぶかどうかは別に、
とにかく部下を働かせるのが店長の仕事だと思って、
部下を働かせ、部下はいつも働かされているので、
働かせているその店長がいなくなったら、
部下は働かされなくなって、
でも、自らの意志で働いていた訳ではないので、なるべく働かない。
お客様が怒っても仕方ない。実績はまっさかさまだ。
こうなってしまった店舗は、
はじめっから造り直さないと再生しないことが多い。
「部下を働かせるのが店長の仕事」と思っているダメな店長は、
意外と多く、意外と始末が悪い。

店長、部所長、社長は部下を働かせるのが仕事なんて馬鹿なことを考えずに、
みんなと一緒に意志を一つにして目標を達成して、
達成会で飲んで、
食って、騒ぐのがいい。
目的をみんなで一つに持つことが良い。
お客様に喜んで来てもらう事。
みんなから必要とされる自分達である事。自分である事。

製品部混成達成会(?)
昨日の夜「東浦ホルモン」にて。

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2019年04月12日(金)

4.12.昔、長崎での創始のコンテストに心を揺さぶられた。

今、全国でキーパー技術コンテストの県チャンピオン決定戦が行われている。
今日は本社のある中央トレセンで、愛知1チャンピオン決定戦だったので、
私も少しの時間でしたが、見学をさせてもらいました。
予選を勝ち抜いてきた選手と、
昨年の技術コンテストで上位入賞者と
昨年の選手権で優秀な成績を出した店舗からのシード選手が
KeePerの施工技術を競う県チャンピオン決定戦なので、
そのレベルはものすごく高い。
二組30名での準決勝から、
一組10名での決勝戦に勝ち上がるためには、
準決勝で160点以上の獲得が必要だった。
数年前の全国チャンピオン戦と同じレベルと言っていいだろう。
今年から決勝はダイヤモンドキーパーを一人で1台施工する。
だから、
今年から、技術とスピードだけでは勝ち抜けず、
無駄のない合理的な動きが求められるようになって、
普段の作業の数と量が物を言う県チャンピオン決定戦になった。
この技術コンテストが、
単に競技の為の競技ではなく、
KeePerの目的であるお客様の車を本当にきれいにする
仕事に役立つ為の競技会であって欲しいと考えての改革でした。

ここまでの経過では、
その狙いがうまく発揮できていると聞いていたので、
良かったと思っていたのですが、
実際にこの目で確認しようと思って、
ちょうど決勝戦が始まってしばらくの時間に見に行きました。

そこで、ふと気が付いてしまいました。

県チャンピオン決定戦で使用している車は、
地元のレンタカー屋さんで借りてきた同じシルバー色の同じVITSです。
競技の公平を期す為にいつの頃からかこうしています。
だから全部、同じ色のほぼ新車であり、それがズラッと並ぶ様子は異様です。

その車で一斉に競技の作業が始まって、
ふと、もっと異様なことに気が付いたのは、
どの車もフロントウィンドウが
フッ素撥水加工をやったばかりのようにバリバリに水をはじいているのです。
レンタカーでフロントが撥水加工してある車があるはずがありません。
レンタカーを借りたお客様の好みがあって、
撥水するフロントウィンドウが嫌いな人もいるので、
どんなレンタカーも、撥水加工はしてないのです。100%そうです。
なのに競技されているレンタカーたちは全車バリバリにはじいています。

これは変だと思って、
審査をしていたスタッフに聞いてみました。
そうしたら、「撥水加工してないとウィンドウの水を拭き上げにくいので、
公平を期すために前もって全車にはっ水校を施しています。」と言う。

このコンテストの競技はスポーツではない。
厳密に同じ車種で同じ新車で、
同じ色の車で、フロントウィンドウに同じように撥水加工してあるクルマで
競技するなんて、まるで”スポーツ”ではないか。

スポーツですら、ここまでイコールコンディションを造っていない。
トラック競技でも直線だけを走る100m走以外の競技では、
アウトコースとインコースがあって、ずいぶん条件が違う。
そういう不公平を乗り越えて、勝つランナーは勝つ。
どんな競技でもラッキーorアンラッキーはある。
それを乗り越えてタフな勝つ選手は勝つから面白いのだ。

それに比べて、我が競技は、
あくまでも純粋に仕事としての競技のはずだ。
なのに、
普段の仕事であるはずのない同じ車種の新車で同色の
アホみたいに全車ウィンドウ撥水加工済みで、技術を競うなんて、
なんて生ぬるいことをしているのか、
普段の仕事を考えれば、
同じ車種なんかである訳がないし、同じ色である訳がない。
色の違いによって技術の違いが出る訳がない。
新車であっても10経った車でも同じようにキレイに出来る。
むしろ10年経った車の方がKeePerの効果が良く強く出る。
今のこれは、KeePerの技術コンテストから徐々に外れて
まるでスポーツ競技のようになっていないか。
競技の為の競技になっていないか。

私が一番最初に見た長崎での、土砂降りの中、
バラバラの車で
テント張りの下でみんなが歯を食いしばってやったあの創始のコンテストは、
私は心から感動した。
今のキーパー技術コンテストの原点だ。
それが今では、
フロントウィンドウの撥水加工まで同じにして
厳密に公平にした、有りもしないシチュエーションでの競技。
何かをどこかで間違えてきてしまったことに気づき、
また、改めて改革を加え、この競技が仕事の競技であることの原点を、
取り戻すべき時期に来ていることを思いました。

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キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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