谷 好通コラム

2020年07月01日(水)

7.01.別の価値観に一方的に罰せられる絶望

香港はこれからどうなって行くのでしょうか。
23年前(?)香港は、自由世界のイギリスから共産国家の中国に返還される時、
それ以前に多くの香港の金持ちたちは、
カナダなどの自由世界に”移住”して、
自らの財産と地位、自由を守った。
中国はこの事態に焦った。
香港の返還を受けても、そこにいる金持ちが移住していなくなってしまっては、
世界の中でも超豊かな香港の「富」が無くなってしまうことであり、
金が逃げてしまうことと同じだ。

だから、基本的には個人の富の所有の自由を認めない共産主義国家中国は、
「一国二制度」という政策で、香港の人々の自由を保障した。
つまり、共産主義という自由主義とは違う価値が、
自由主義のもつ価値を罰することはしないと約束した。
その約束で、より多くの故郷を愛する香港国民は、
香港の金持ちが持つ巨万の富が、香港から逃げ出すことを防いだのだ、

しかし、それを23年もの長い時間をかけて、
なし崩し的に骨抜きにして、
とうとう国家(中国政府)を侮辱するような行動、言動を
中国が直接罰することが出来る法律、
国家安全維持法なるものを香港傀儡政府に認めさせてしまった。

事実上、香港の自由は終わった。

共産主義国家が、違う価値観で出来ている自由主義からの行動と言動を、
共産主義の価値観そのものが罰することができる。もちろんその逆はない。
共産主義が直接的に自由主義を罰することが出来る。
つまり、そこは共産国家だ。

自由を愛する香港の人々と、彼らが持つ巨万の富は、
中国に返還される前には出来た「自由世界への逃避=移住」が、
今は出来なくなっていることに絶望して、
今は、せめて「生きる」ことに希望をつないでいるようだ。

香港に住む我らが仲間、5軒のキーパープロショップはどうなるのだろうか。
あのたくさんの仲間たちはどうなるのだろうか。
少なくとも、このことについて、私は中国の仕打ちを許せない。



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谷 好通

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谷 好通

キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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