谷 好通コラム

2019年09月08日(日)

9.08.晴れて、満を持して追い上げ、襲いかかって見事に3位

今日決勝のスーパーGT第6戦オートポリス戦は、
サーキットに行かず、家のTVでスカパーのJスポーツでの応援でした。
言い訳だが、昨日も午前はのんびり同窓会を楽しんだが、
午後からは三つの大事な打ち合わせがあったり、ここしばらく本当に忙しく、
しかも、オートポリス戦はさすがに日帰りは無理なので、
今回は岡山、タイに続いて今年三回目の自宅観戦・応援とさせてもらった。
言い訳を長々と書くのは、
レースが終わった今、
サーキットに見に行けば良かった。と、
行かなかったことをしみじみと後悔しているからです。
今回のレースは、現地でみんなと一緒に大騒ぎしながら見たかった。

大分県オートポリスは阿蘇山の麓にあってお天気が変わりやすく、
「雨」とタイヤの駆け引きでどんでん返しがよくあります。
今回のレースのハンディウェイトはたぷん80kg。二番目に重いウェイト
しかし予選はQ1でニック・キャシディ―が4位に入ったのに、
Q2で平川亮が7位に下がって、ちょっとがっかりしていた。
スタートはニック、途中でゲリラ的に大雨が1コーナーに降って、
コースは完全にレインタイヤのコンディションになったが
慌ててレインタイヤに換えても、
雨はすぐにやんで、じわっと渇き、
何周目にでもドライになったら、ドライのスリックタイヤの方が断然、速い。
勝負にならない。スリックタイヤの圧勝だ。
でも、やんだ雨が、また降ったら、
結果的にレインタイヤに換えていた車が勝つかもしれない。
しかも、タイヤ交換はドライバー交代の時の一回だけで、
(二回のタイヤ交換の時間は勝負を捨てたことになる)
その時にどちらにするか、判断するしかない。
“判断する”というよりも、どちらかに”賽を振って賭ける”しかない。
ドライバーの交代のタイミングで雨が止んでいても、
この後、何回、どれくらい、雨が降るのか降らないのか、
最新の雨雲レーダーでもサーキットが広いので、必ずしも当たらない。

ニックから平川亮へのドライバー交代の時、
#37 KeePer TOM‘Sは、ドライ、スリックタイヤを選択した。
#36 au TOM‘Sもドライを選択。
多くのチームがドライを選択した。
雨が止んでからの追い上げ戦略をとったのだ。タイミングも一番早い。

#39 DENSO SARDや#17 KEIHIN NSXなど数チームは、
ウェット、レインタイヤを選択したが、
この時点では500も300クラスも”ドライ”を選択したチームの方が多かった。
ところが、一度上がった雨が、また降ってきたり、
ドライを履いた車が滑ってコースアウトし、スフティーカーが入ったりして
三度目に大雨がコースの一部に降った時には、たまらず、
ドライからレインに換える為に二度目のピットインする車が相次いだ。
僚友の#36もそのうちの一台であった。
超強気の関口をもってしても雨中のスリックタイヤは我慢できなかったようだ。

一方、ニックから変わった平川亮は何度かの雨で濡れたサーキットを、
ドライのスリックタイヤで淡々と走り続けていた。
当然レインタイヤを履いている車にはタイム的に敵わないので、
徐々に順位が落ちて来た。
と思っていたら、終盤、亮はスピンして、コースアウトし、
ガクンと順位を落としていたらしい。
やっと、雨が上がってしばらくしてコースが乾いてきた。
こうなったら、本来のグリップを持つドライのスリックタイヤが圧倒的で
1周あたり10秒以上のハイペースで差を縮め始めた。
怒涛の追い上げだ。
しかし、それが始まったのはゴールまであと6周か5周かのところ。
すでに10位くらいにまで落ちていたが、そこから追い上げて、
気が付いたら、みるみる先頭グループに迫っていて、
とうとうゴールは、三位にまで上がっていたのだ。
結局、三位入賞!

しかしそれにしても、
あと2周あれば・・・、
あと2周分、早く雨が上がっていたら・・・、
レース距離があと2周長ければ・・・、
それよりも、あの終盤のスピンさえなければ・・・。
間違いなく優勝であった。たら・ればはレースに禁物ではあるが、
ぐちぐち言いたくなるような惜しいエキサイティングなレースであった。

これでシリーズランキングは相変わらず2位だが、
トップとは10ポイント差にまで縮まった。
あと2レース。十分にトップを狙える位置に来た。

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谷 好通

代表取締役会長兼CEO

谷 好通

キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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