谷 好通コラム

2020年03月29日(日)

3.29.アフターマーケットが生んだダイヤモンドキーパー

KeePerを主宰するKeePer技研株式会社は、
創業36年(2020年現在)の会社で、
創業者である谷 好通は小さなガソリンスタンドの運営者として独立して、
その後、紆余曲折があって
洗車とコーティングのビジネスに方向転換して今に至っています。

そんな経緯もあって、KeePer技研鰍フ営業先は
多くがガソリンスタンドに偏って、
KeePerの施工店であるKeePer PRO SHOPも、
そのほとんどがガソリンスタンド内のインショップスタイルになっています。
しかし、このことが、KeePerの
コーティングとしての製品の特徴に大きな影響を与えています。

多くの他のコーティングが、
新車のカーディーラーで販売時の新車にオプションで施工し、
新車の付加価値アップの為のコーティングとして成長してきました。
だから、
他コーティングの対象は主に新車であり、
新車の塗装は磨き上げた塗装と同じような性質を持っているので、
このようなコーティングは「磨き」の技術を出発点として出来ていて
そういう意味では、新車用コーティング」とも言えます。

だから半面、経年車に対しての施工は苦手で、
経年で凸凹になった塗装に、相当重度な研磨を加える必要があり、
経年車に対するコーティングはその労働量に比して付加価値が低く、
経年車へのコーティングは
採算の取れない商品としてほとんど施工されていませんでした。

その反対に、KeePerは創業者の成り立ちから
その営業活動域をガソリンスタンドとしてきた歴史があり、
KeePerの施工店は専門店のLABOを除けば、ほぼすべてがガソリンスタンド。
ガソリンスタンドに来店する車はすべてが使用中の車であり、経年車です。
だからKeePerは、
ガソリンスタンドという新車以降の「アフターマーケット」の生活の中で、
長く、きれいなまま乗るため」のコーティングとして広く提供されてきました。
しかし、世の中には「新車」より「使用途中の車」の方が圧倒的に多く、
しかも現代のユーザーは一台の車により長く乗るようになっていて、
その結果、KeePerの潜在的なユーザーは多く
今では、年間約300万台の車にKeePerが施工されるようになっています。

つまり、KeePerは活躍するフィールドが
主にアフターマーケットであったため、
新車マーケットでの販売を主にしていた他のコーティングとは、
全く異なった発達の仕方をして、
KeePerは既存の新車コーティングとは違う構造と性能を持った
非常に独自性の強い製品となったのです。
その結果、最初から表面に凸凹が無く
凸凹のある経年車にも重い研磨作業無しでも使用できるKeePer。


KeePerが施工される車は経年車なのでその表面は、
当然、凸凹があって、普通の新車用コーティングでは全くツヤは出ませんし、
研磨をするにしても、とても大変です。
KeePerはガラスボディーコーティングに発展する過程で、
ガラスであるSiO2の組織の結合を限定的にコントロールして、
アルコキシオリゴマーと言う”低分子”状態にすることによって、
コーティング膜を塗装と同じ程度の硬さ=鉛筆硬度4H程度の硬さにして、
さらに分子量の小さい低分子ゆえに、
塗装表面のミクロの凸凹に入り込むことが出来る構造にすることによって、
「アンカー効果」で、下の材質のいかんにかかわらず、
安定した定着を実現する能力を持ったので、
形成する被膜の厚みを、
1ミクロン以上(最大深さ5ミクロン)の、分厚い膜で実現しました。
それによって塗装表面の凸凹を平らにする事に成功し、
塗装の表面を削り磨く研磨無しで、
透明感のあるツヤを出すことに成功しているのです。
さらにこの被膜、ダイヤモンドキーパー皮膜は、
SiO2を低分子構造の1ミクロン以上の驚異的に分厚い皮膜に組み上げて、
耐UV力、耐摩耗性に優れ、化学的防護能力に優れたコーティングであった。

さらに衰えない強い撥水力が、
雨が降ったらかえって車がキレイになる不思議な性能を実現した。
これらの成功は、
経年車への施工の容易性を実現するだけでなく、
新車への施工では、新車以上のツヤを出し、
新車以上の清潔感を長く維持するという、
従来の新車用コーティングを凌駕したダイヤモンドキーパーを生み出した。

さらにダイヤ被膜を二重に厚みを増して、
ツヤを増したダブルダイヤモンドキーパー。
それに加えて細部までのコーティングを念入りに加えた
ダブルダイヤモンドキーパープレミアムは、
最もキレイでタフな新車用のコーティングとして、ますます活躍が増えています。

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2020年03月28日(土)

3.28.30年の歴史、独特の研修システム

30年ほど前、まだ株式会社タニのころ、
洗車とコーティングに特化した小さなガソリンスタンドが
それほど交通量の多くない県道脇に造られました。たった132坪の店です。
この店は給油取扱所・ガソリンスタンドとして建てられましたが、
当時の日本には、暫定的に、ガソリンスタンドの数の総量規制があって、
燃料を販売することが出来ません。
しかし、その法律は暫定法であって1年後に切れることが分かっていたので、
1年間はガソリンスタンドの設備のまま、
ガソリンなどの燃料無しで、
洗車とコーティングだけで1年間を乗り越えることになっていたのです。

「クリーンベースWith」と名付けられたこの店では、
その頃流行り始めた「磨き」と「ポリーコーティング」を事前に習いましたが
洗車とコーティングだけの燃料なしのガソリンスタンドなんて、
繁盛する訳がありませんでしたが、
近所にいっぱいコーティングを宣伝して、
それでも少ないマニアックなお客様の車を、
洗って、磨いて、コーティングして食いつないだのです。

やがて1年経ち、待望のガソリンなど燃料を販売できるようになると、
お客様の数は以前とは桁違いに増えました。
そうなるとお客様は宣伝広告で集めたマニアックな人ではなく、
単にガソリンを入れに来た普通のドライバーです。
その人たちにマニアックで高い「磨き」とか「コーティング」は売れません。

そこで、それまでに身に着けていた知識と技術で、
新しいコーティングの仕組みを作りました。
普通の人が求めるレベルで、
でも、
普通の人が自分で出来るキレイさの質以上で(Quality)
普通の人が払う気になる価格で
普通の人が待てる時間、速さで出来る(Quick)
そんなコーティングの仕組みを作り、Qシステムと呼んでいました。

そのQシステムは改良発展して、
今ではピュアキーパーとしていまだに現役です。

ガソリンを売り始めてお客様がたくさん来られるようになって、
それらのお客様のために用意したQシステムは好評であり、
ガソリンスタンド・クリーンベースWithは、
「手ごろな金額で、ものすごく車をキレイにしてくれるスタンド」として、
立地が悪い割にはガソリン等の燃料もたくさん売れて、
コーティングも洗車もたくさん売れる繁盛店になったのです。

そんな状態で二年位経った年の12月、
大きな洗車機メーカーが主催した洗車収益の全国ランキングに、
クリーンベースWithは405万円で全国2位にランキングされたのです。

洗車収益では実績を持っている猛者の大型ガソリンスタンドを尻目に、
中部の小都市、刈谷市の無名の会社、潟^ニの
クリーベースなんて変な名前の、しかも、すごく小さな店が、
突然全国ランキングの2位になったのですから、センセーショナルでした。
それで少し有名になったクリーンベースWithに見学に来られる方がいて、
それもたくさんいて、
もちろん、せっかく来られたからには、
礼を尽くして丁寧に説明させていただき、
技術の説明もさせていただき、
時には、その練習までさせていただいていたのですが、
バラバラで来られる見学者に、その都度対応しているのが大変になってきて、
週一回の「ワンデースクール」という講習と訓練の教室を作って、
見学の方にはそれに出ていただくことにしたのです。
このスクールがだんだん定例化して、
今のキーパー研修会に繋がっています。
講師とトレーナーは当初の何年かは代表が務め、
回数が増えるにつれ、トレーナーとして直営店舗で店長を務めたスタッフや、
今は、もっぱら営業のスタッフが務めています。
その営業スタッフも、直営店で長い期間技術者として勤め、
多くはマネージメントに関わってきたスタッフです。
いずれにしても、研修会はベテランの技術者が担当することになっています。

二十数年前にクリーンベースWithで始まったワンデースクールは、
最初は。見学会の延長線上の内容でした。
それが月に二回で、私が講師とトレーナーを務めてものでした。

そのワンデースクールが今では、
一番ベーシックな「手洗い洗車」の研修会から、
「クリスタルキーパー研修」、・・・・・「上級トレーニングけ
最高峰の一級技術資格限定参加の「EXキーパースクール」コースまで、
全部で10種類の研修コースと検定が用意され、
全国の13か所のトレーニングセンターで、
全国合計約70名のトレーナーを務める営業スタッフと、
直営店LABOスタッフ400名からの応援サポートを得ながら
ひと月に100回以上の研修とトレーニング、検定に、
一年間で、延べ5万人以上の受講の皆さんが参加されます。

その内容も規模も昔とは大きく変わりましたが、
常に現場に即した研修と訓練で、実践的であることは全く変わりありません。

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2020年03月26日(木)

3.26.今のレースカーのカラーリングはすべてフィルム貼り

#37が優勝する予定であったスーパーGTの第一戦・岡山国際戦が、
新型コロナウィルス対策で「延期」になりました。
契約上、スポンサー料、ドライバーズフィーなど
すべてのお金が、走ることによって出るので、
いったん中止になっても、それはあくまでも”延期”であって、
必ず、どこかでまた、
いつかまた走ることになります。

そのスーパーGTを走るレースカーですが、
ボディ全体を色とりどりのカラーで埋め、その上に、
それぞれのスポンサーのロゴなどのステッカーを所狭しと貼ってあります。

ボディそのものはカーボンファイバーで出来ているので真っ黒です。
だから、ボディカラーの黒部分は、意外とカーボンの素地そのままだったりします
ボディ全体を覆うチームカラーはペンキで塗ってあるように見えますが、
実は全部、カラーの「フィルム」です。
ポリ塩化ビニールであったり、ポリウレタン樹脂であったり、
素材はいろいろ特徴がありますが、基本的に高分子の樹脂、ポリマーです。

その上にベタベタと貼ってあるスポンサーロゴも、
もちろんフィルムで出来たステッカーです。
ですから、レースカーの表面は
隅から隅まで、ぎっしりとフィルムで覆われているのです。

KeePerは、毎年、KeePerチームの#37にコーティングをかけており、
昨年まではダイヤモンドキーパーでしたし、
今年からはEXキーパーをきっちりとコーティング施工していますが、
これらのKeePerコーティングは、
すべてフィルムの上にコーティングしているのです。

それでも、ダイヤモンドキーパーもEXキーパーも全く問題なく定着し
EXキーパーの「強烈な撥水効果」「異次元のツヤ」「不思議な触り心地」「強防汚性」
が、#37のドライバーを感動させています。

KeePerコーティングの定着性は、
他のコーティング剤の定着性とは違った特徴を持っています。
よくあるのは、
コーティング剤に有機溶剤を入れておいて、
塗装面をわずかに溶かしながら、塗装面にコーティングをくっつけていくタイプですが、
この方式だと、元々の塗装を多かれ少なかれ痛めることになります。
それでは、KeePerのポリシーである「塗装面改善の方向性」に反することになり、
コーティングの繰り返しが出来ないので、
すべてのKeePerのコーティングには一切の有機溶剤を含んでいません。

KeePerのガラスコーティングは、
SiO2の結合を制限的にコントロールした独自のアルコキシオリゴマー(低分子)で、
低分子構造であるがゆえに、塗装やフィルムなどの表面にある凸凹に入り込み、
物理的な結合力=アンカー効果で定着しています。
だから、下地が塗装であるかフィルムであるかを問わず、
同じように定着することが出来るため、
レースカーのように薄いフィルムでカラーリングしてある車にも、
一般の塗装してある車と変わることなく、同じ様にコーティング出来るのです。

だから、未来の世界で、車のカラーリングがみなフィルムになったとしても、
すべてのKeePerコーティングは、今と全く変わらず活躍できるのです。


下地が塗装であってもフィルムであって、
基本的に高分子重合体であることに変わりなく、
特にEXキーパーのように防汚効果の強いコーティングが塗られたレースカーは
ドライバーに、今までにない感動を与えます。

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平川亮
まず第1印象は今までのマシンより確実にきれいだということでした。
1日目の午前中は雨、午後はドライでの走行で
天候の違うコンディションでのテスト走行でしたが、
確実に汚れが付きにくくなっていると思います。

ピットに戻ってきた時のマシンが
まず、今までより汚れが付いていない印象でした、
スーパーGTは、40台以上のマシンが同じコースを走るので、
タイヤカス、オイル、砂埃等様々な汚れの中
300km近いスピードで走っています。
その状許でも汚れが付きにくいということは、
数字上のデータで表現するのは難しいですが、
確実に抵抗が減っているのだと思います。

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ニック・キャシディー
このコーティングは素晴らしいと思う、
マシンに汚れが付いてしまったら
本来のパフォーマンスが100%発揮できなくなってしまう、
スーパーGTはそれほど繊細なレースなんだ。
ピットに戻ってきた時にキラキラしているマシンを見たら
もっと早く走れる自信にもつながったよ。

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2020年03月25日(水)

3.25.「仕方がない」とすべてを受け入れようと思う。

東京オリンピック・パラリンピックが1年延長になりました。
出場が決まっていた選手にとってはとても残念な決定だったでしょう。
でも、いくら残念でも、
みんなが延長すべきと決めたのだから、
いくらジタバタしても仕方ありません。
受け入れるしかないのです。仕方ないのです。

それにしても、新型コロナウィルス禍によるパンデミックは、
地球全体がグローバル化している分だけ、広範囲で、超高速なようです。
日本が、とりわけ東京が、イタリアなどのように
爆発的感染を起こして医療崩壊に陥ったら本当に大変です。

たまたま日本の場合は、
打った方策がギリギリうまくいっていて、
タイトロープのような危うい均衡が取れているだけだとするならば、
桜が咲いて、車座の花見宴会は遠慮するにしても、
「歩きながらビールを飲む花見はいいそうだ。」などと
冗談を言うほど緩んできている今の風潮がいよいよ心配になってきます。

テレビを点けて、新型コロナ関連の番組を見ていると、
途中で手を洗いに行きたくなったりして、
真剣に普段の生活ででもマスクを着けたくなってきました。
私は今日から(遅すぎか?)、
仕事中はもちろん、普段の生活でもマスクを着けることにしました。

イタリアなどの他の国を例に出して、日本の現状の危うさを説かれると、
説得力があって、本当に怖くなってしまいます。

その危うさを脱する為に、これから色んな手段が打たれるのだろうけど、
それが、都市封鎖とか、一切の外出禁止だとか、
どんなに自分たちに不利になるような手段であっても、
「仕方ない」と受け入れようと思う。
仕事の面でどんなに困ったことが起きようと、
必ず、元の状態に戻るのだから、
必ずまた大忙しになるのだから、必ず取り戻せるのだから、
これから起きることで、いかに困ったことになろうとも、
必ず一時的に過ぎることだから、
「仕方ない」と一言つぶやいて、すべて受け入れようと思う。
仲間たちが一人残らず、健康でいられるように。

すべての仲間がいてくれたら、必ず勝てるので
すべての事を受け入れて、
「仕方ない」と言おう。そんなことを思いました。
このパンデミックには、絶対に負けてはいけない。
久しぶりにテレビをじっくり見ていて、結構真剣に、そう思いました。

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2020年03月23日(月)

3.23.三寒四温で一雨ごとに春が濃くなってきました。

二月から三月にかけて、
世の中は新型コロナウィルス禍一色ですが、
この憂鬱な空気に反発するように、KeePerの店舗はにぎわっています。
こんな時だからこそ、
「愛車をさっぱりとキレイにしたい」という心理があるのでしょうか。
オーバーでなく”年末並み”のにぎわいです。
もう忘れてしまっていましたが、
十二年前のリーマンショックの時も、似た空気があって、
毎日の店舗に不思議なにぎわいがありました。
ましてや、今回はEXキーパーと言うスーパースターがデビューしたので、
なおさら活気があります。
季節も三寒四温で一雨ごとに春が濃くなってきました。

みんな、ますます働きやすくなって、元気です。

今日は、いろんな計画がどんどん進んでいるので、
私は、ずっと室内で仕事でした。
だから、
写真は以前に撮った写真です。
たぶん、きっと外はこんなだったのだろうと想像です。

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谷 好通

代表取締役会長兼CEO

谷 好通

キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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