谷 好通コラム

2018年11月15日(木)

11.15.失って初めてその大きさを知る

今日は朝から東京に行き、日帰りで、今、帰りの新幹線の中です。
朝、テレビで見た”今日の星占い”は、
うお座「価値観が合う人とトーク。相手の考え方を深く理解。」
と、あったのですが、
東京に着いてからの最初の用件で、
その占いにぴったりの事があって、びっくりです。
勝手な思い込みですが、あの朝の星占いはよく当たります。

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それから、【大宮店】に行きました。
大宮店には、先日、旗を掲示する10mのポールを建てたので、
旗がどんな感じで見えるのか楽しみだったのですが、
旗が風で擦り切れてしまっていて、今、新しい旗を用意しているので
何もかかっておらず、残念でした。
大宮店は足立店や市原店と同じような角地の立地にあり、
大きな飛躍が望まれているが、もう一息の所で頑張っている。

店長の三津原君は、11月の末にオープンする「蕨店」に行っていた。
留守番の菅原スタッフ。

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同じく一級技術資格沼野スタッフ。

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今日は休日の山次チーフ

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大宮店はいい立地にいい店なのだが、何にかが抜けているような気がする。
かつ解決も難しくはないような気もする。

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インフォメーション看板は、この場所では全然だめだ。
この店に足りないのは「お客様からの目線」かもしれない。

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大宮店から約15km、完成目前の新店【蕨(わらび)店】
大阪の鶴見店と同様オールテントでの建設のつもりであったが、
テントは仕上げ場の屋根だけで、ごく普通に建設されていた。
何かがずれてきているのか。

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広々としたゲストルーム。

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来年は#37に戻る我らが平川亮選手が、ある人にこう言ったそうだ。
「去年得た賞の実感は全くなかったが、僅かで逃した物の喪失感、虚無感はすごいね」と、
失って初めて知る、失ったものの大きさ。というのでしょうか。


猫のチーちゃんが、一度だげ外界に脱出して、
外の世界を知ってしまったので、
また自由を失い、出れなくなって「出たい!!」の気持ちが膨らむ一方のようです。

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2018年11月14日(水)

11.14.お客様との笑顔の交換がKeePerの真髄かもしれません。

前話でレースはとにかく勝たなくては意味が無い。
というようなことを書いた。
しかし、レースはモータースポーツと言うスポーツなのだから、
もちろん、どんな汚い手を使ってでも勝てばいいのだという訳ではなく、
フェアプレイで戦われなければならない事は大前提です。
今回の#1と#100の戦いも、
100%フェアな戦いであったことは間違いなく、断言できます。
ルールを完ぺきに守られています。

それと同じように、
KeePerは、正しい知識と、正しい技術で、
あくまでも真剣に作業されて、プロのキレイさを造らなければならない。
お世辞なんて必要ない。
つくった笑顔なんてくそ食らえだ。
お客様は、極端な言い方だが、あなたの笑顔に金を払う気なんてない。
と、何とも乱暴であり無神経な書き方でした。
書きたかったことは、
「KeePerは、正しい知識と、正しい技術で、
あくまでも真剣に作業されて、プロのキレイさを造らなければならない。」
であり、
それが出来れば、
お客様は必ず笑顔を下さいます。
その笑顔をいただいたスタッフも、そのことが嬉しく、笑顔になります。

前話の中の
「お客様は、極端な言い方だが、あなたの笑顔に金を払う気なんてない。」は、
私が間違っています。


スタッフはお客様のその笑顔の為に、あくまでも真剣に、
「獲物を狙うような鋭い眼差しになるのでしょう。
そういう眼差しで仕事に取り組める人は、基礎が出来ており、
出来上がる作品や仕事は、
当然一つの完成品で、必ず感動的で美しいと思います。
更に、その仕事をしたスタッフの爽やかな笑顔に感動と幸せを感じ、
リピーターになります。」

お客様の笑顔をいただいた時のスタッフのその笑顔は、
お客様にとっても嬉しい笑顔であり、
その笑顔の交換こそが、KeePerの真髄なのかもしれません。

笑顔なんてくそ食らえとは、
その意味が、売らんがための造った笑顔は要らないという意味であったにせよ、
笑顔なんてくそ食らえという言葉自体が、乱暴であり、
不適切な言葉でした。

それを気付かされた前出の言葉は、
あるレース関係者からのメールの言葉でした。

そのメールには、さらに
「誰もが、自分の小さな子供が
一生懸命描く絵に感動するのに近いのかも知れませんね。
他人から見ればただの落書きだけど、
親から見れば、感動的な一つの完成品。
車の好きな人ほど、キーパーの作品に感動するのは間違いありません。
車を単なる移動の道具と思っている人には、
キーパーの作品の感動はなかなか伝わりませんね。
谷社長は、
爽やかな笑顔の若者の、鋭い眼差しに対してお金は使いませんか?」

とありました。
また、泣けてきちゃって、参りました。

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2018年11月12日(月)

11.12.レースは勝ってこそ、KeePerはキレイにこそ価値がある。

今日はわが社の取締役会であり、
取締役会は年に一度の株主総会に次いで重要な会社の決定機関です。
だから私も緊張して出席しなければならないし、
全員が会社の事を真剣に考えて議論を重ねます。
しかし、今日の私は本当にダメでした。
腹に力が入らないというか、思考力が停止状態で、
“らしい”ことを話しているだけで、論理的ではありません。
代表取締役としてとんでもなく情けないことで、いけない事ですが
昨日のレースの敗北が、強い後遺症になっていて、
本当に許されない事ですが、腑抜け状態から脱せないのです。

負けたことで、
こんなにもダメージがあるとは自分でも不思議なくらいです。
良い悪いを通り越して、力がまるで入らないのです。

今回の取締役会は、
十月の営業成績が素晴らしく良かったので、
とりあえず、深刻に議論しなければならないことは無かったのですが、
それにしても、何も議論が盛り上がらずダメな取締役会でした。
ダメな張本人は自分であると自覚しているのですが、ダメでした。
決して良いとは思っていないのですが、許される事とも思っていないのですが、
なんとも、ダメでした。


あんなエキサイティングなレースを、
強い関わりをもって見ることが出来て、本当に幸せだと思うのですが、
しかし、
勝ちたかった。
どんな展開であろうと、どんな勝ち方であろうと、
結果として、とにかく勝ちたかった。
それだけで良かった。
どんなにつまらないレースであったとしても、勝ちたかった。

レースは闘いなので、
ショーとしてどうであろうと、
戦いには勝ちたい。勝って初めて戦った価値がある。
レースとは、戦いとはそういうものだ。


同じようなことがKeePerにもあると思っています。
KeePerを、お金を払って、自分の車に施工してもらう人=お客様は、
その事によって、自分の車が正しくきちんとキレイになることを求めています。
ほぼその事だけを求めていると言って過言ではありません。
その作業をする人が、
笑顔で、愛想のいいことを話してくれることなんかどうでも良く、
その人が耳触りの良いことを言う事なんかに無駄な神経を使わず、
そのスタッフが、正しい知識と、
正しい技術をちゃんと持っていて、
自分の車を全力でキレイにしてくれることを求めます。

自分の満足を満たしてくれるキレイさを結果として造りだしてくれれば
その人に笑顔があろうがなかろうが、
気の利いたサービス言葉を言ってくれなくても、
自分の満足が満たされるキレイさが正しく実現すれば、それだけで良い。

お世辞なんて必要ない。
造った笑顔なんてくそ食らえだ。
お客様は、極端な言い方だが、あなたの笑顔に金を払う気なんてない。
自分の車が、満足のいくキレイさになって欲しいだけです。

耳触りの良い言葉なんて欲しいと思わず、
乱暴に言えば、別にどうでもよく、
正しい知識で、正しい情報を欲しいだけで、
その上で、正しい技術と、正しい作業で、
正しくキレイになった自分の車が欲しい。それだけ。

戦いには勝つことがすべてである事と同じだ。

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2018年11月11日(日)

11.11夜. きわどい競り合いの末の、負け。

#100と#1の競り合いは、
きわどい勝負で#1の負けとなり、
2018年のシリーズチャンピオンは
#100 RAYBRIC NSXの
山本尚樹と元F1チャンピオン、ジェンソン・バトンで決まりです。
#1 KeePer TOM’S LC550の平川亮とニック・キャシディは2位で、
#1は、来年、#37に戻ります。

それだけの事ですが、
その決戦は激しくもドラマチックな闘いでした。

まず、
6位からのスタート。
スタートはニック・キャシディが担当しました。
ニックはスタート直後の
まだタイヤが十分に温まりきっていない時のデッドヒートが得意で、
毎レース、スタート直後の周回で何台かを抜く離れ業を見せます。
このレースでも、スタート直後の1周目に前を行くNSXを1台抜いて、
5位で帰ってきたのです。
しかし、それからは同じポジションで周回、ニックらしくありません。
どうやら操作のどこかの具合が悪かったようです。
ピットに帰って来てから平川亮の親父に苦しげに話をしていました。

そのピットインは他の全車がピットインを終えた後の、
53周レースの後半、確か30周目あたりでした。
#100がピットインしたと同時に#1もピットイン。
このレースは絶対的な順位よりも、
どちらが先にゴールするかに意味があるガチンコレースだったので、
どちらかがピットインした直後にセーフティカーが入る事態になったら、
そこで勝負が決まってしまうので、
ピットインは”同”周回の同時ということは最初から決まっていました。
ほぼ同時のピットインは、真剣勝負で、
わずかにTOM’Sメカニックの方が速く、
ピットイン時は十数秒の差があったが、
ピットアウト時はほぼ同時。作戦成功であった。
がしかし、ほんのわずかの差でのピットアウト時に、
コースに出て見れば、
#100と#1の間になんと4台もの車が入ってしまい、
その差はあっという間に十数秒に広がってしまった。

しかし、#100が
ピットインの間に順位を抜かれた#38 ZENT LEXUSを抜こうとするが、
#38は、ガンとして抜かせまいと頑張る。
その間に後ろからは#1平川亮が迫る。
しかしまだその差は10秒ある。
#100に対する#38のブロックまがいは数周に渡って激しく行われた。
その内にふと#100は#38を抜こうとするのをあきらめたようだった。
そこからは#1が着々と#100との差を縮め、
間に入った4台のNSXとLC500も次々と抜き、
あと14周残りの時点であった8秒差を、
1周ごとにコンマ数秒縮め、
その差が1秒を切って、
#100の直後に#1が張り付き、
テールアンドノーズでのデッドヒート状態となって、
ピットの中の関係者は大騒ぎの、大盛り上がりになった。
しかし、あと5周と迫った時、
急に二台の間が狭くならなくなって、
ストレートでスリップストリームに入れず、
パッと見た目で抜けない様子に変わっていました。
ここまで追い詰めたのに、抜けない。
何とか抜いてくれ。
みんなが神にも祈らんばかりの空気の中、
最後の53周目を、
トップ#100、2位#1の順番でチェッカーを受けたのです。

負けました。
その差がたとえ2秒しか無かったにせよ。
全8レースのチャンピオンは#100で、来年は#1になります。
#1は負けたのでチャンピオンではなくなり、#37に戻ります。


帰りの車の中で考えました。
#100のジェンソン・バトンの立場になって考えたら、ふと気が付いたのです。

ピットアウト後、
#100は前に出ていた#38を抜こうと思ったのだが、
#38が前でガンとして頑張ってしまい、どうしても抜けない。
しかし、このまま#38を抜こうと頑張り続けるとタイヤが消耗してしまう。
すると、後ろから追ってくる#1といざ勝負の時に負けてしまうかもしれない。
いま大切なのは#38を抜いて2位になる事より、
それが結果的に何位であろうが、
今は#1に抜かれないこと”だけ”が肝心なのだ。
だから、
#100は#38を抜くことを放棄して、
十数秒後ろにいる#1に自分を追い詰めさせ、
#1に思いっきりタイヤを使わせておいて、
自分はその十数秒分だけ、
つまり一周1秒分遅く十数周走ってタイヤを”温存”し、
#1が追い付いて、いざデッドヒートになった時、
タイヤを使い切った#1より、
タイヤを温存した#100(自分)が勝つ。
そんな作戦を、
#38を抜けないと悟った時に、立てたのではないだろうか。
元F1チャンピオンのジェンソン・バトンである。
それ位のことは考えたのではなかっただろうか。

追っていた#1平川亮は、
追いつきつつある何周か、気負って、
勝てる!という確信を持ったのかもしれない。
少なくとも必死に勝とうとしていたに違いない。
それが
あと数周を残し、差1秒を切ってテールtoノーズに追いつめた時、
自分のタイヤが残っていず、ズルズルで、
前の#100が、すうっと差を少し開いた時の
彼の絶望を感じます。

つかんだと思った勝利がするりと手を抜け、
瞬間的に敗北を察した彼の絶望を思うと、悲しくてなりません。

あるいは亮の事です。
ジェンソンの作戦は、追いつめつつ悟ったのだが、
分っていても追い詰めるしかなく、
タイヤを使い過ぎることを承知しつつ、
その上で”勝負するしかない”と、果敢に挑んだのかもしれません。

素人の私が考えることなので、ぜんぜん的外れかもしれません。
でも、あの追い上げは、感動的でした。
あの追い上げから、
不意の負け。
悔しさと言うより、あの悲しさは、
溢れ出てくる涙を押しとどめるのが精一杯でした。


ことし一年間、
チームTOM’Sの皆さん
メカニックとエンジニアの皆さんありがとうございました。
平川亮選手、ニック・キャシディ選手、ありがとうございました。
そして、あつい応援をしてくれたたくさんの皆さん、ありがとうございました。
#1は、来年から#37に戻ってまたチャンピオンに挑戦します。

今日の「ツインリンクもてぎ」は、
ここ何年ぶりかの入場者数の新記録だったそうです。



今年最後の送られてきた中村カメラマンからの写真。

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PHOTO by Yoshifumi Nakamura

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PHOTO by Yoshifumi Nakamura

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PHOTO by Yoshifumi Nakamura

果敢に#100を追い詰めテールtoノーズの#1。

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PHOTO by Yoshifumi Nakamura

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11.11朝. 舘さんのレース前の予言

予選のトップは#8ARTAのNSXで、
これが、ひょっとしてポールtoウィンを果たしたとしても、
我が#1と#100が両方とも7位以下に落ちなければチャンピオンの目はない。
一方の#36auTOM’Sは予選を失敗して15位からのスタート
やはり実質上、このレースでの#1と#100の一騎打ちとなって、
どちらか上位でゴールした方がチャンピオンとなる。
ちなみに
#100は2位、#1は6位であった。しかし0.4秒の差。

昨日の夜、ホテルにチェックインした時、
偶然、TOM’Sの舘さんと出会って、言葉を交わしたのだが、
「今回は、どうも勝ちそうな気がする。
オートポリスと同じパターンだもの。
しかも、前回は予選で1秒以上の差があったのが、
今回は0.4秒でしょ、全然問題ないよね。勝つような気がするな~」と、

舘さんのレース前の予言はよく当たる。・・のです。


予選の写真が送られてきている。

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PHOTO by Yoshifumi Nakamura

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キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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